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現代ビジネスでは現場からのボトムアップ的な戦略が必要だ。 多様な情報が飛び交う、複雑で変化の早い現代のビジネス環境では「現場の判断」の重要性が高まっている。
多くの戦略書は、情報の分析手法であるフレームワークに多くのページを割いているが、重要なのはフレームワークを用いた「分析」だけではない。 戦略の難しさは、むしろ「実行」にある。
戦略的発想を持つことで、自分自身の目指す方向が明確になり、実現の可能性が高まるとともに、そのプロセスが充実したものになる。 現場のビジネスマンが戦略を身に付ける意味は小さくない。 戦略を「現場よりの責任者」として立案される「現場のリーダー」、そして戦略の実行にあたる「現場のビジネスマン」の方にぜひ読んでいただきたい1冊だ。 この本の記述方法がまさに問題解決のための戦略の実現になっているように思う。 プロジェクトに多く携わってきた自分にも反省すべき点が多いなと感じる。 もっと効果的な実行方法があったことに気付かされた。今後のプロジェクトに生かしたい内容の本だ。
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これからのビジネス社会でサバイバルするために必要なのは、資格やノウハウ、過去の実績ではなく、思考法と言っても過言ではない。 なぜなら、ビジネスにおいて考えることは「生きるための手段」なのだから。
思考法と言うと、「ロジカル・シンキング」が思い浮かぶが、それだけでは厳しいビジネス世界を勝ち抜くことはできない。 ロジカル・シンキングのスキルは、もはや世界のビジネスにおける常識的なスキルだ。 ロジカル・シンキングとは「A=BでB=Cならば、A=Cである」といった具合に、ある事実から疑えない結論を導き出す思考法だ。 だから、ロジカル・シンキングに精通した人たちの間では、「同じ事実が与えられれば、同じ結論が導ける」状態が形成さる。 インターネットが発達している現代社会では誰もが同じような情報を入手(インプット)できるので、実際に世の中が似たようなアウトプット(商品)であふれてしまうのは、とてもロジカルなことだ。
そこで、生き残るために必要な差別化を実現するために求められるのが、直感による「ひらめき」となる。 とはいえ、思いつきやその場限りの他愛のないアイディアを逐一社内で検討していたのではあまりにも効率が悪すぎる。
それが、「ラテラル・シンキング(水平思考)」だ。
対立する2つのアイディアうちの一方をすんなりと選んだりはせず、2つのアイディアが持つポイントを同時に受け入れるような、より優れた第3のアイディアを生み出す思考法が、「インテグレーティブ・シンキング」だ。 ちなみに、インテグレーティブ・シンキングのベースとなっているのは「最善解は混沌の中から生まれる」という考え方だ。
本書では、第1部で「ロジカル・シンキング」、第2部で「ラテラル・シンキング」、第3部で「インテグレーティブ・シンキング」を取り上げ、ビジネスパーソンの武器としての思考法を解説している。 本書は、あなたを本格的な思考法の世界に案内し、ビジネスサバイバルに必要な考え方を伝える。
また、”思考”を個人のものではなく、組織をはじめとした集団で行うものと捉えた点も非常に新しい。 多くの”思考”に関する書籍は、個人で全てを推し進めていることを前提に考えられている。 しかし、実際には、上司のチェックが入ったり、複数のスタッフとの協働で進むことの方が多い。自分で一生懸命考えた時ほど他者の異論に過敏に反応してしまうことも多いが、最初から組み込まれているプロセスと考えれば、ポジティブにとらえることができる。 また、プロセスごとに、ロジカルとラテラルをバランスよく織り込んでいけば、おのずと両者の統合には、近づいていく。
さらに、組織をソーシャルメディアに置き換えて考えても、非常に面白い。 気付きをブログに記入し、コメント欄でリアクションをもらう。 それをさらに展開し、次のエントリーを記入する。 この「”エントリー”が”エントリー”を生む」というループ状態こそ、インテグレーション・シンキングの生まれる状態でもある。 個人的にもfacebookとブログを連携して活用するようになってから、何度かこれに近い状態を経験したことがある。 ソーシャル・シンキングという新しい概念も、今後生まれてくるかもしれない。
組織的に考えること、継続して考えることが、二者択一のトレードオフから脱却する近道なのかもしれない。 「仕事と私、どっちが大事なの」などと迫られて悩んでいる方にも、ぜひ読んでもらいたい。
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素晴らしい! 分かる人は分かるがビジネスでは「無駄な課題を解決するために貴重な時間を使う」というバカげたことが日常茶飯事なのだ。
あなたが「問題だ」と思っていることは、そのほとんどが、「いま、この局面でケリをつけるべき問題=イシュー」ではない。 本当に価値のある仕事をしたいなら、本当に世の中に変化を興したいなら、この「イシュー」を見極めることが最初のステップになる。 「生み出す変化」で稼ぐ、プロフェッショナルのための思考術だ。
「それではイチローになれない」と書いてある。 →論点を集約して、一点突破する →ただし短時間で。長いこと考えても無駄。 →悩むと考えるは違う。答えの出ない問題を追求するのが悩む、答えがある問題を追求するのは考える。
この本は事例や具体例がかみくだいてあり、 これまでの類書よりはイメージしやすい。 短い人生、まず「何をやるか」を選ぶのが一番、重要なのだ。
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今週は第10位 『仕事は楽しいかね?』 です。 出張の帰りに、大雪のため一昼夜空港のロビーに足止めされた「私」。 そこで出会ったある老人に、つい仕事で鬱積(うっせき)した感情をぶつけてしまう。 老人は実は、企業トップがアドバイスをほしがるほどの高名な実業家。 その含蓄ある言葉に「私」はしだいに仕事観を揺さぶられていく。
それは、唐突に繰り出される老人の言葉とそれを問いただす「私」の会話で展開していく。
「私」は、目標がなければ進歩の度合いが測れず、軌道修正もできないと反論する。 しかし老人は、斬新なアイデアや商品がなぜ誕生したかを説き明かし、それらが目前の課題に集中した結果であることを指摘。
そして「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」「明日は今日と違う自分になる、だよ」などのアドバイスをおくる。
「多くの人は他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている」などは、自分を振り返らせるのに十分である。
シンプルながら味わいのある1冊である。 小説で言うなら短編にあたる、それ位の物語の中で、「仕事に対する考え方」をじっくりと考えさせてくれる良書だ。 ほのぼのとしながら、問題意識の高い含蓄のある言葉を僕は忘れることができない。
若いビジネスパーソンほど、本書をおすすめします。 |
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常に“最高の成果”を上げていく「ハーバード流仕事の哲学」とは何か。 それは、人と人との「交渉」の中にある。 ビジネスはすべて「交渉」であり、「心理ゲーム」でもある。 その心理戦をいかに制するか――成功はあなたの手腕にかかっている。 ハーバード大学の交渉学プログラムで教鞭をとり、合衆国大統領、トップ企業のリーダーのアドバイザーをつとめ、数々の国際政治事件、ビジネスの現場にもかかわってきた著者だから書ける、「絶対に相手に“NO”を言わせない交渉」のテクニックとは!
簡単に読める本だが、説明が具体的で的確な例示が多く含まれている。 過去のアメリカ大統領やフルシュチョフさらには宮本武蔵が出てきたりと、幅広い視点で実践を意識した内容になっている。 また、交渉における最大の敵は自分自身、不誠実のボロは「数字」に表れる等、ポイントが印象深く鋭い言葉でまとめられており、時折ハッとする。 著者によると、交渉が下手な人や安易に怒鳴ったりする人は、単に交渉術を身につけていないだけだという。 こういう説明を読むと、交渉術は知らないより知っておいたほうがいいなと実感する。 しかも、この本は日本人的な考え方に偏った内容にはなっていない。 よって、日本人同士の交渉に限らず、国際化時代において日本人以外の相手と交渉を行わなければならない場面でも参考になる。 読むのにそれほど時間もかからないし、特に前提条件も必要としない。 こういう本に目を通しておくことは、多くの人にとって一定の意味があることだと思われる。
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