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これからのビジネス社会でサバイバルするために必要なのは、資格やノウハウ、過去の実績ではなく、思考法と言っても過言ではない。 なぜなら、ビジネスにおいて考えることは「生きるための手段」なのだから。
思考法と言うと、「ロジカル・シンキング」が思い浮かぶが、それだけでは厳しいビジネス世界を勝ち抜くことはできない。 ロジカル・シンキングのスキルは、もはや世界のビジネスにおける常識的なスキルだ。 ロジカル・シンキングとは「A=BでB=Cならば、A=Cである」といった具合に、ある事実から疑えない結論を導き出す思考法だ。 だから、ロジカル・シンキングに精通した人たちの間では、「同じ事実が与えられれば、同じ結論が導ける」状態が形成さる。 インターネットが発達している現代社会では誰もが同じような情報を入手(インプット)できるので、実際に世の中が似たようなアウトプット(商品)であふれてしまうのは、とてもロジカルなことだ。
そこで、生き残るために必要な差別化を実現するために求められるのが、直感による「ひらめき」となる。 とはいえ、思いつきやその場限りの他愛のないアイディアを逐一社内で検討していたのではあまりにも効率が悪すぎる。
それが、「ラテラル・シンキング(水平思考)」だ。
対立する2つのアイディアうちの一方をすんなりと選んだりはせず、2つのアイディアが持つポイントを同時に受け入れるような、より優れた第3のアイディアを生み出す思考法が、「インテグレーティブ・シンキング」だ。 ちなみに、インテグレーティブ・シンキングのベースとなっているのは「最善解は混沌の中から生まれる」という考え方だ。
本書では、第1部で「ロジカル・シンキング」、第2部で「ラテラル・シンキング」、第3部で「インテグレーティブ・シンキング」を取り上げ、ビジネスパーソンの武器としての思考法を解説している。 本書は、あなたを本格的な思考法の世界に案内し、ビジネスサバイバルに必要な考え方を伝える。
また、”思考”を個人のものではなく、組織をはじめとした集団で行うものと捉えた点も非常に新しい。 多くの”思考”に関する書籍は、個人で全てを推し進めていることを前提に考えられている。 しかし、実際には、上司のチェックが入ったり、複数のスタッフとの協働で進むことの方が多い。自分で一生懸命考えた時ほど他者の異論に過敏に反応してしまうことも多いが、最初から組み込まれているプロセスと考えれば、ポジティブにとらえることができる。 また、プロセスごとに、ロジカルとラテラルをバランスよく織り込んでいけば、おのずと両者の統合には、近づいていく。
さらに、組織をソーシャルメディアに置き換えて考えても、非常に面白い。 気付きをブログに記入し、コメント欄でリアクションをもらう。 それをさらに展開し、次のエントリーを記入する。 この「”エントリー”が”エントリー”を生む」というループ状態こそ、インテグレーション・シンキングの生まれる状態でもある。 個人的にもfacebookとブログを連携して活用するようになってから、何度かこれに近い状態を経験したことがある。 ソーシャル・シンキングという新しい概念も、今後生まれてくるかもしれない。
組織的に考えること、継続して考えることが、二者択一のトレードオフから脱却する近道なのかもしれない。 「仕事と私、どっちが大事なの」などと迫られて悩んでいる方にも、ぜひ読んでもらいたい。
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