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どうして、この宇宙は数学で表せるのだろう? どうして、数学は万物を表せるのだろう?
数学の世界だけでなく、物理、化学、統計、心理学、医学などなど、数学をツールとしている学問が多い。
たとえば、アインシュタインの「E=mC2」、オイラーの「eiπ+1=0」など、美しい!、人類の至宝だ、と同時に宇宙の真理だ。 そんな不思議な世界をあますことなく、紹介しているのが、「神は数学者か?」だ。
「数学」は人類が「発明」したものなのか、それとも「発見」したものなのだろうか? だって、数学って、非力な人間の産物にしては、全能すぎるじゃないか。 数学は、なぜ、あり得ないほど役に立つのか? 哲学と宇宙と数学と宗教の関係、などを紹介している本で、面白い! 宇宙物とか数学物が好きな人には絶対におすすめです!! アルキメデス、ガリレオ、ニュートン、様々な天才たちが暴いてきたこの宇宙の姿とその言語である「数学」の美しさと不思議さを紹介してくれている。
でてきたとしても、分かりやすく説明している。
彼は「世界」を三種類に分類する。 ひとつめは我々の意識がとらえる世界。 ふたつめは物質的な世界。 そしてみっつめはプラトン主義の数学的形式の世界だ。
ふたつのめの謎は、我々の意識が宿る心そのものが、どういうわけか物質世界から生まれたということ。 いかにして、物質から心が生まれるのか?
むしろ、「実際には三つの別々の世界があるのではなく、我々が真の性質をみじんも理解できていない、ひとつの世界が存在するにすぎないのだ」と言っている。
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野間文芸新人賞受賞作。 1通の手紙から羊をめぐる冒険が始まった 消印は1978年5月北海道発。 あなたのことは今でも好きよ、という言葉を残して妻が出て行った。 その後広告コピーの仕事を通して、耳専門のモデルをしている21歳の女性が新しいガール・フレンドとなった。 北海道に渡ったらしい<鼠>の手紙から、ある日羊をめぐる冒険行が始まる。 新しい文学の扉をひらいた村上春樹の代表作長編。
前二作を先に読まないと半分も楽しめません。 「風の歌を聴け」に出てくる主人公「僕」とその親友「鼠」。 この二人がとても魅力的な人物で、彼らへの思い入れこそがこの三部作を楽しむ上で最も重要になります。 あの二人は文学史に残るアイドルになるかもしれない。 夏目漱石の「坊ちゃん」みたいに。 二人は「風の歌を聴け」で20歳前後、「1973年のピンボール」で25歳前後。「羊をめぐる冒険」で30歳となります。 20歳、25歳の彼らとともに青春の苦悩を味わい、”ジェイズバー”でビールを飲み、それぞれの恋をし、バーテンの「ジェイ」と会話を楽しんだ過去があってこそ、30歳の彼らが遭遇する苦難と冒険にのめりこむことが出来るわけです。 「風の歌を聴け」と「1973年のピンボール」に関しては、僕の場合、部分的に20回以上読み返しています。 暗記している場面すらあります。 小説を読み返すタイプではないんですが、この二作は別です。短いですし。
探偵小説と青春小説を混ぜ合わせたような小説。 ドラマチックな場面も多い。 三部作の中でも特に人気の高い作品です。 前二作と違って整ったストーリーと緻密なプロット、構成の巧みさをも楽しめます。特に終盤がいい。 村上春樹の初期長編の最高傑作です。 この「羊をめぐる冒険」のミステリアスな世界がのちの傑作長編「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」、「ねじまき鳥クロニクル」「1Q84」に繋がります。 そういう意味でも村上ワールドが誕生したのが、この「羊をめぐる冒険」なのでしょう。 羊をめぐる冒険は、ハードボイルドな探偵小説でもあり、ラブロマンスでもあり、メルヘンでもあり、いくつかの話の短編集でもある非常に不思議な小説です。 途中まで話がどこに進もうとしているのがさっぱりわからず、場面もめまぐるしく変わります。 羊をめぐって冒険をしているのは主人公ではなくて読者なのです。 読みやすくて、不思議で、上手くて、おもしろい。 村上春樹の良さを知るには、まずはこの一冊(上下で二冊)が良いのではないしょうか。 ラスト10ページは切なく、最後の行を読み終わると、知らず知らずのうちに涙が流れてきました。
つまり人気シリーズなんですね。
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僕たちの終章はピンボールで始まった。 雨の匂い、古いスタン・ゲッツ、そしてピンボール……。 青春の彷徨は、いま、終わりの時を迎える。 さようなら、3(スリー)フリッパーのスペースシップ。 さようなら、ジェイズ・バー。
女の温もりに沈む<鼠>の渇き。 やがて来る1つの季節の終りデビュー作『風の歌を聴け』で爽やかに80年代の文学を拓いた旗手が、ほろ苦い青春を描く3部作のうち、大いなる予感に満ちた第2弾。
いくつかの挿話は 結局答えが出てこないまま終わっていく。 その辺のもどかしさも 既に村上らしい仕立てになっている。 但し叙情性に満ちている。 特に 冒頭の井戸掘りの話からはじまり 最後は11月の雨で終わる本作は いたるところに水のイメージに満ち溢れている。 その鮮烈さも捨てがたい魅力だ。 そうして これが重要だと思うが 前期村上春樹の一大命題である「直子」という女性が 本作には登場している。 その悲劇性は既に ノルウェイの森の「直子」を予告するものになっている。
村上作品に何を感じるかは人それぞれだと思う。 僕にとってはこの作品は彼の作品の中で一番リアリティを感じてしまう。 1970年代僕もピンボールに夢中だった。 淡々と異性と付き合い、ビールを毎日飲み、思想もなく、当然にそこに政治もなかった。 彼の作品の「こちら」と「あちら」が渾然一体となった生活があったのは事実だと思う。 それがこの作品以降明確に分離する。 僕にとっては村上作品の出発点はこの作品からだと思う。 彼の原点を知る上でも外すことの出来ない作品であるのは間違いないと思う。是非とも読んでみて欲しい。
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第1位 村上春樹の初期の「僕とねずみの三部作」 ●「風の歌を聴け」村上春樹 村上春樹のデビュー作 1970年夏、あの日の風は、ものうく、ほろ苦く通りすぎていった。 僕たちの夢は、もう戻りはしない。 群像新人賞を受賞したデビュー作 1970年の夏、海辺の街に帰省した<僕>は、友人の<鼠>とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。 2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、<僕>の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。 青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。 群像新人賞受賞。 「村上春樹の原点」です。 こんな小説を書く作家がいたなんて、びっくりした。 その後の村上ワールドを堪能するためには必読です。
数ある村上春樹の小説の中でもこの第一作目は特に”日本的”でなく、しゃれた会話が交わされる。 今まで読んだことのないタイプの小説だった。 作品中の主人公は「文章について多くをデレクハートフィールドに学んだ」という。 この本を初めて読んだ人の中でまずこの作家の存在を疑う人はいないだろう。 今では周知のこととなっているがハートフイールドは村上氏が作り上げた架空の作家なのであるが、当時は実在する作家だと信じハートフィールドの作品を書店に問い合わせる人が絶えなかったほど
ではこのモデルは誰?ブラッドベリ?ロバートEハワード? という風にハートフイールドについてその後もちょっとした論争があったほどである。
作品をストレートに読んだ後は埋め込まれた記号や数字を探し出すという楽しみも味わえるので、村上春樹の小説は二度も三度も楽しめてお得感が高い。
文庫本のカバーをとって中を見たことのある人はいるでしょうか? 佐々木マキさんが書かれたカバーをめくってみてください。 こんなところまで楽しめちゃいます。
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今週もちょっと別の観点での医療科学系の本の紹介です。 創薬化学を専攻する大学院生・研人のもとに死んだ父からのメールが届く。 傭兵・イエーガーは不治の病を患う息子のために、コンゴ潜入の任務を引き受ける。 二人の人生が交錯するとき、驚愕の真実が明らかになる――。
ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。 同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。 暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。 事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。 イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。
ずば抜けて凄い本です。今年のナンバー1の予感。 本書は日本、アメリカ、コンゴという3つの地域をまたぎ、創薬・アメリカ政治・傭兵の戦闘という3つの舞台がそれぞれ交差し物語を織りなす。 本書に出てくる要素を見ると、新薬開発、インテリジェンス、アメリカ政治、傭兵の戦闘、アフリカ問題(内紛)、ジェノサイド、少数部族、人類進化、カニバリズム、情報セキュリティ、言語といった幅広い要素が深く惜しげもなく出され、しかも周到にリアリティが確保されている。 そこに父と子という人間模様・想いが織り交ぜられ、物語に厚みを与えている。
こういう小説にこの先も出会いたい。
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