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今週もちょっと別の観点での医療科学系の本の紹介です。 創薬化学を専攻する大学院生・研人のもとに死んだ父からのメールが届く。 傭兵・イエーガーは不治の病を患う息子のために、コンゴ潜入の任務を引き受ける。 二人の人生が交錯するとき、驚愕の真実が明らかになる――。
ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。 同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。 暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。 事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。 イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。
ずば抜けて凄い本です。今年のナンバー1の予感。 本書は日本、アメリカ、コンゴという3つの地域をまたぎ、創薬・アメリカ政治・傭兵の戦闘という3つの舞台がそれぞれ交差し物語を織りなす。 本書に出てくる要素を見ると、新薬開発、インテリジェンス、アメリカ政治、傭兵の戦闘、アフリカ問題(内紛)、ジェノサイド、少数部族、人類進化、カニバリズム、情報セキュリティ、言語といった幅広い要素が深く惜しげもなく出され、しかも周到にリアリティが確保されている。 そこに父と子という人間模様・想いが織り交ぜられ、物語に厚みを与えている。
こういう小説にこの先も出会いたい。
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