× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
こんな話を聞いた。 山田さんは訪問販売先のセールスマンをしていた。 山田さんはそのとき22歳で、初めてのセールスの仕事でとても楽しんでやっていた。 彼は勇んで毎朝早くから担当領域に出かけ、ドアのベルを押し、たいていの場合、お昼過ぎにはひとつの商談を成立させていた。 それで平均以上の成果だったので、山田さんは訪問を早めに切り上げ、オフィスに戻って提出し、そのまま家に帰ることが多かった。 マネジャーの田中さんは、山田さんが早く帰宅しようとしているのを知っていたので、山田さんをもっと働かせる方法を考えだした。 山田さんがオフィスに帰ってくると、マネジャーの田中さんは彼を呼び、ひとつ頼みがあると言った。 地図の上で山田さんの担当地域を指さすと、何週間か前に、その地域を訪問したときに、買いそうな女性がひとりいたと言うのだった。 そして、「どの家だったかははっきり覚えていないが、端から訪問していけば、いつか必ず見つかるだろう。探してみてくれないか?」と。
外に出て、彼に教えられた地域で一軒、一軒訪問し、そのたびに買いたがっている女性が必ず見つかったのだ。 マネジャーの田中さんが言っていた女性は、実は、存在しなかったのに山田さんが気づいたのは、それから何年もたってからだ。 田中さんはその地域に行ったことすらなかった。 全ては山田さんをもっと働かせるための作り話だったのだ。
山田さんが売ることができたのは、顧客いると信じたからにほかならない。
だからこそ、自分を力づけるような信念を持つこと、理想の自分になるのを助けるような信念を持つことが、このうえなく大切なのだ。
●自分が理想の自分に必ずなれることを信じよう。 PR |
![]() |
![]() |
|
![]() |
トラックバックURL
|
![]() |